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M5Stack_RoVoCoMo2 (v2.2)

ロビ1、ロビ2をWi-Fi(FlashAirを使用)またはBLE (Bluetooth Low Enagy)により無線コントロールするためのM5StackおよびOdroid-GOのプログラムです。RoVoCoMo2という名前は「Robi Voice Controller by Micono」の略で、ブラウザ版のRoVoCoMoのM5Stack/Odroid-GO版をRoVoCoMo2としています。LovyanLauncherに対応していて、microSDからの起動にはLovyanLauncherもインストールされている必要があります。

注意:Odroid-GO Device Menu Control (以降、OGメニュー)を使う場合(初期状態の場合)はLovyanLauncherのインストールは必要はありません。microSDにはSkeleton fileを使います。

どのようなプログラムなのかは、以下の像をクリックすると操作中の動画をで観ることができます(この動画で使っているRoVoCoMo2は旧バージョンであり最新バージョンのものとは異なります)。<br> preview

更新内容

v2.2

v2.2への更新方法

v2.1

v2.1への更新方法

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インストール

このページ右上の方にある「Clone or download」(緑色のボタン)でDownload ZIPを選び、ダウンロードし、zipを解凍して以下の手順に従ってインストールを行ってください。

① 無線対応の「ロビのココロ」を作る

ロビのココロ (microSD) をFlashAirやBLEを使って動かすためには、それら対応のロビのココロを作成する必要があります。コントーロルの仕様は、メディアクラフトさんの仕様に合わせる形で対応しています。したがって、ここでの作業は、主にメディアクラフトさんのページを参考に行って下さい。

A: ロビ2の場合

STARTUP.BINをBLEまたはFlashAir対応に変換する<br> メディアクラフトさんの「ロビ設定ファイルエディタ2」を使って、ロビ2のココロに入っているSTARTUP.BINを無線対応に書き換えてください。以下は、ロビ設定ファイルエディタ2のページからの抜粋です。クラフトさんのページで使われている「リモート接続」や「リモート操作」とは、「BLEやFlashAirを使った接続」や「操作」と考えて下さい。

ロビ設定ファイルエディタ2はWindows版のアプリケーションです。マックをお使いでSTARTUP.BINを作れない場合は、miconoまでご連絡下さい。なお、マック版の同様のプログラムを作成を計画していますが、いつごろになるか未定です。

なお、FlashAir自体の設定方法は、こちらを参考にして下さい。

B:ロビ1の場合 (FlashAir対応のロビのココロを作る)

ロビをFlashAirを使って無線コントロールする方法がクラフトさんのサイトで公開されていますの で、以下のページを参考にFlashAir対応のロビのココロを作成して下さい。

  1. 以下のURLのリモート接続用ロビプログラムをダウンロードして、ロビのココロの書き換えなどを行なって下さい。<br>リモート接続用ロビプログラム

  2. 以下のURLの「FlashAirの設定」を参考にFlashAirの設定を行なって下さい。<br>FlashAirの設定

② M5Stack(またはOdroid-GO)のmicroSDに入れるもの

  1. ダウンロードしたファイルの中にある「microSD」フォルダの中のファイルをすべてmicroSDにコピーします。重複するフォルダがある場合は結合コピーでコピーしないとフォルダの中に入っている他のプログラムが消えてしまわないように、ご注意ください。
  2. 次に、RoVoCoMo2が使っている日本語フォントFONT.BIN, FONTLCD.BIN)を以下の手順でmicroSDに入れます。
    • Tamakichi/Arduino-KanjiFont-Library-SDを開いて下さい。
    • Clone or download」からDownload ZIPを選び、ダウンロードされたzipファイルを解凍します。
    • fontbinフォルダの中の、FONT.BINFONTLCD.BINの2つのファイルをmicroSDにコピーして下さい。

③ USBドライバーをインストールする

M5Stackをコンピュータと繋いで、プログラムの転送など通信するためには、Silicon LabsのUSBDriverをインストールする必要があります。もしまだインストールしてなければ シリアル接続の確立方法 のサイトを参考にしてインストールして下さい。Odroid-GOメニューを使う場合は必ずしもドライバーのインストールをする必要はありません

なお、Macの場合、インストールしただけではセキュリティが通ってないので、インストール後、環境設定のセキュリティとプライバシーの一般で、インストールしたドライバーの許可をして下さい。

セキュリティ

④ M5Burner_Micで、LovyanLauncherをインストールする

Odroid-GOメニューを使う場合はこの操作を行ってはいけません!!!

"M5Burner_Mic"というプログラムでLovyanLauncherをM5StackまたはOdroid-GOにインストールする方法を説明します。

  1. M5Burner_Mic のページから「Download here」の所でM5Burner_Micをダウンロードし、解凍して下さい。M5Burner_Micフォルダはお好みの場所に入れて下さい(フルパスに日本語名を含まない場所に置くのが無難です)。
  2. M5Stackにインストールする場合:LovyanLauncher firmwareのページから「Clone or download」のボタンでダウンロードし解凍。LovyanLauncher-firmware-masterフォルダをM5Burner_Micのフォルダの中にあるfirmwaresフォルダにコピーして下さい。
  3. Odroid-GOにインストールする場合:Odroid-GO版のLovyanLauncherのページの「Download」ボタンをクリックするとダウンロードできます。ダウンロードしたLovyanLauncher.binは、M5Burner_Mic起動後、M5Burner_Micのウインドウにドラッグ&ドロップして下さい。
  4. USBケーブルでパソコンとM5StackまたはOdroid-GOを繋げて下さい。
  5. M5Burner_Micをダブルクリックして起動します。
  6. USBシリアルポートをM5StackまたはOdroid-GOのポートに設定します。
  1. 「Priset」のポップアップメニューで「LovyanLauncher......」を選択します。
  2. Start」ボタンをクリックすると、プログラムの転送が開始します。
  3. プログラムの転送が終わるとM5StackまたはOdroid-GOは、リセットされ、インストールしたLovyanLauncherが起動します。

LovyanLauncherの操作

1. メニューの**SD-Updater**を選択して"OK"
2. microSDに入ってるプログラムの一覧が表示されます。
3. 目的のプログラムを探して選択し、"OK"
4. 起動する場合は、"Execute"

ODROID-GO Device Firmware Menu Controlsの操作

1. 電源スイッチ OFF
2. Bボタンを押したまま, 電源スイッチ On
3. メニューが表示されたらBボタンを離す

アプリケーションF/Wの起動
- A ボタン: アプリケーションF/Wを選択
- B ボタン: キャンセル
- Start ボタン: アプリケーションF/Wの書き込み

RoVoCoMo2の操作方法

基本操作

M5Stackの場合: 左から、Aボタン、Bボタン、Cボタン

Odroid-GO / Facesの場合

電源・リセット

M5Stackの場合:

Odroid-GO / Facesの場合

特別な操作(ロビライドの操作)

その他

履歴

ver 2.2: 2020/ 3/22 : BTアドバタイズデータの修正,音声cvs更新,ライブラリ更新
ver 2.1: 2019/ 9/28 : 音声リスト切替機能ほか
ver 2.0: 2019/ 5/17 : Odroid-GO対応 / Faces操作不具合修正
ver 1.9: 2019/ 4/30 : FlashAirを使った場合の落ちる不具合を修正
                      Ninshikiフォルダが入ってない場合、音声がでない不具合を修正
               5/ 4 : ロビ2用Ninshiki.csvの不具合等の修正
ver 1.8: 2019/ 4/23 : CSVファイル改良(容量軽減)
ver 1.7: 2019/ 4/14 : ロビ2のココロ対応
ver 1.6: 2019/ 3/28 : 認識語リスト外部ファイル化
ver 1.5: 2019/ 3/ 8 : ロビライドの操作性ほか
ver 1.4: 2019/ 3/ 5 : FlashAir対応
ver 1.3: 2019/ 2/24 : 50音索引化
ver 1.2: 2019/ 1/27
ver 1.1: 2019/ 1/25
ver 1.0: 2019/ 1/ 6

免責およびライセンス

CC 4.0 BY-NC-ND https://github.com/micutil/M5Stack_RSTester

謝辞:RoVoCoMo2は、メディアクラフトさん(http://www.kumagaya.or.jp/~mcc)が おこなった、ロビのココロなどの解析によりはじめて実現できたものです。この場をお借りしてお礼を申し上げます。