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blogsync

Build Status MIT License PkgGoDev

Description

はてなBlog用のCLIクライアントです

Installation

% brew install Songmu/tap/blogsync

https://github.com/x-motemen/blogsync/releases から実行ファイルを直接取得できます。

ソースコードから最新版を使いたい場合は go install github.com/x-motemen/blogsync@latest してください。

Usage

Configuration

まず初めに設定ファイルを準備します。設定ファイルには以下の2種類があります。

両方存在する場合、設定の内容はマージされますが、ローカル設定の内容が優先されます。

設定ファイルの内容は以下のようなYAMLです。

motemen.hatenablog.com:
  username: motemen
  password: <API KEY>
default:
  local_root: /Users/motemen/Dropbox/Blog

各項目の意味は次のとおり:

ブログオーナーが自身とは別の場合の設定

複数人で編集するブログなどで、編集者とブログのオーナーが別ユーザーの場合は下記のように設定できます。

example.hatenablog.com:
  username: sample
  password: <API KEY>
  owner: <OWNER>

エントリをダウンロードする(blogsync pull)

設定が完了したら、以下のコマンドを実行すると当該のブログに投稿しているエントリがその URL ローカルに保存されます。固定ページ機能を利用している場合、それもまとめてダウンロードされます。

% blogsync pull <blogID>

この際保存されるファイルのパスは、エントリの URL ベースにしたものとなります。blogsync pull motemen.hatenablog.com した結果だとこんな感じになります(分かりやすいように少し省略しています):

/Users/motemen/Dropbox/Blog/motemen.hatenablog.com/
└── entry
    ├── 2014
    │   ├── 05
    │   │   ├── 12
    │   │   │   └── gulp,_TypeScript,_Browserify_で_Chrome_拡張を書く.md
    │   │   └── 14
    │   │       └── datetime-sh.md
    │   ├── 06
    │   │   ├── 01
    │   │   │   └── introducing-ghq.md
    │   │   ├── 03
    │   │   │   └── git-hub-sync-repo-info.md
…

以降は blogsync pull すると、ブログエントリとローカルのファイルをつき合わせ、新しいエントリのみダウンロードされるようになります。

ちなみに、blogIDは省略可能で、省略した場合 blogsync.yaml に設定されているブログの内容がpullされます。

ファイルのフォーマット

エントリのファイルはYAML Frontmatter形式のメタデータではじまり、そののち本文が続く、というフォーマットです:

---
Title:   まだmechanizeで消耗してるの? WebDriverで銀行をスクレイピング(ProtractorとWebdriverIOを例に)
Category:
- scraping
Date:    2014-10-01T08:30:00+09:00
URL:     http://motemen.hatenablog.com/entry/2014/10/01/scrape-by-protractor-webdriverio
EditURL: https://blog.hatena.ne.jp/motemen/motemen.hatenablog.com/atom/entry/8454420450066634133
---

今日はスクレイピングの話をします。…

今のところメタデータの内容は以下の6つ。

エントリを更新する(blogsync push)

ひとたびエントリをダウンロードしたら、そのファイルを編集することで記事を更新できます。

% blogsync push <path/to/file>

例えばこんな感じですね:

% blogsync push ~/Dropbox/blog/motemen.hatenablog.com/entry/2014/12/22/blogsync.md
       GET ---> https://blog.hatena.ne.jp/motemen/motemen.hatenablog.com/atom/entry/8454420450077731341
       200 <--- https://blog.hatena.ne.jp/motemen/motemen.hatenablog.com/atom/entry/8454420450077731341
       PUT ---> https://blog.hatena.ne.jp/motemen/motemen.hatenablog.com/atom/entry/8454420450077731341
       200 <--- https://blog.hatena.ne.jp/motemen/motemen.hatenablog.com/atom/entry/8454420450077731341
     store /Users/motemen/Dropbox/blog/motemen.hatenablog.com/entry/2014/12/22/blogsync.md

ファイルがリモートの記事よりも新しくない場合は、更新リクエストは行われません。

基本的にはダウンロードしてきたファイルを更新する用途のコマンドですが、新しくファイルを配置してpushすることも可能です。

エントリを投稿する(blogsync post)

まだはてなブログ側に存在しない記事を投稿する場合は、投稿用のコマンドで記事を投稿します。

% blogsync post <blog> < <path/to/file>

blogsync post は標準入力からエントリの内容を受けとって投稿し、投稿されたエントリに対応するファイルをダウンロードします。その後は新しく作成されたファイルを編集し、push することでエントリの編集を続けられます。

このコマンドでは --title=<TITLE>--draft という引数によって記事タイトルや下書き状態の指定を行えるのでこんな風に雑に、ターミナルから書き始めることもできます…

% blogsync post --draft --title=blogsync motemen.hatenablog.com
さてかきはじめるか…
^D

特定のエントリを更新する (blogsync fetch)

エントリファイルを指定して、リモートの更新を取り込むことができます。

% blogsync fetch <path/to/file>

GitHub Actions

uses: x-motemen/blogsync@v0 とすればblogsyncをインストールできます。

Author

motemen, Songmu