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textlint-rule-ja-no-redundant-expression
冗長な表現を禁止するtextlintルールです。
冗長な表現とは、その文から省いても意味が通じるような表現を示しています。
表現の一覧
【dict1】
"すること[助詞](不)可能"は冗長な表現です。"すること[助詞]"を省き簡潔な表現にすると文章が明瞭になります。
参考:
【dict2】
"すること[助詞]できる"は冗長な表現です。"すること[助詞]"を省き簡潔な表現にすると文章が明瞭になります。
参考:
【dict3】
"であると言えます"は冗長な表現です。"である" または "と言えます"を省き簡潔な表現にすると文章が明瞭になります。
参考:
【dict4】
"であると考えている"は冗長な表現です。"である" または "と考えている"を省き簡潔な表現にすると文章が明瞭になります。
参考:
【dict5】
"[サ変名詞]を行う"は冗長な表現です。"[サ変名詞]する"など簡潔な表現にすると文章が明瞭になります。
[サ変名詞]とは「[名詞]する」というように「する」が後ろについた場合に、動詞の働きをする名詞です。
例)「行動(する)」、「プログラム(する)」
誤検知を防ぐためにデフォルトでは、"allows"オプションに次のパターンが定義されています。
["/^処理を行[ぁ-ん]/","/^[ァ-ヶ]+を.?行[ぁ-ん]/","/^[a-zA-Z]+を.?行[ぁ-ん]/"]
参考:
【dict6】
"[サ変名詞]を実行"は冗長な表現です。"[サ変名詞]する"など簡潔な表現にすると文章が明瞭になります。
[サ変名詞]とは「[名詞]する」というように「する」が後ろについた場合に、動詞の働きをする名詞です。
例)「行動(する)」、「プログラム(する)」
誤検知を防ぐためにデフォルトでは、"allows"オプションに次のパターンが定義されています。
["/^処理を実行/","/^[ァ-ヶ]+を.?実行/","/^[a-zA-Z]+を.?実行/"]
参考:
Install
Install with npm:
npm install textlint-rule-ja-no-redundant-expression
Usage
Via .textlintrc
(Recommended)
{
"rules": {
"ja-no-redundant-expression": true
}
}
Via CLI
textlint --rule ja-no-redundant-expression README.md
Options
allowNodeTypes
:string[]
- 無視したいNode typeを配列で指定
- Node typeは https://textlint.github.io/docs/txtnode.html#type を参照
- デフォルトでは、
["BlockQuote", "Link", "ReferenceDef", "Code"]
を指定し、引用やリンクのテキストは無視する
dictOptions
:object
- それぞれの
dict
に対するオプションを指定する - プロパティに
dict
の【dict[id]】を書き、値には次の辞書オプションを指定する- 辞書オプション:
object
disabled
:boolean
true
を指定するdictを無効化
allows
:string[]
- エラーを無視したいパターンを正規表現ライクな文字列で指定
- 辞書オプション:
- それぞれの
例) dict1は無効化、dict5で"議論を行う"をエラーにしない。
{
"rules": {
"ja-no-redundant-expression": {
"dictOptions": {
"dict1": {
"disabled": true
},
"dict5": {
// "議論を行う" を許可する
"allows": [
"/^議論を行う/",
// デフォルトの許可リストは上書きされるので、維持したい場合は追加する
"/^処理を行[ぁ-ん]/",
"/^[ァ-ヶ]+を.?行[ぁ-ん]/",
"/^[a-zA-Z]+を.?行[ぁ-ん]/"
]
}
}
}
}
}
Changelog
See Releases page.
参考文献
- 「することができる」は有害と考えられる - Qiita
- 読みやすい文章を書くために心がけたい10のポイント - クソログ
- 誰にでも分かるSEのための文章術(6):読みやすい文章の極意は「修飾語」にあり (2/2) - @IT
類似ルール
Running tests
Install devDependencies and Run npm test
:
npm i -d && npm test
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